イタリア言の葉

2年半ぶりに再開しました。イタリア生活22年のフリー通訳・翻訳者が北東の町パドバより発信する「社会派」ブログ

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イタリア鉄道(FS)

イタリアの鉄道は評判が悪いです。汚い、遅延が多い、到着ホームを直前に変更するetc....

鉄道を利用して5年間長距離通勤をしていた頃は、夏は冷房のない車両で汗だく、冬は暖房の利かない車両でコートのまま震えたり、乗車時間30分の距離を3日に一度は10分遅れてくれたりと、ストレスが溜まりました。

そのイタリア鉄道にも、それなりに近代化の波は訪れているようで、このところユーロスターを利用すると色々と感慨深いものがあります。特急料金を払わない近距離の列車は、きっと以前と変わっていないのだとは思いますが・・・



まず最近利用したユーロスターが全て、定刻運行だったこと。当たり前のことですが、イタリアのスタンダードに慣れきったこちらは、定刻運行でホーと思うのです。

あちこちの駅で、構内に書店などショップがたくさん出来ているのにも驚きました。そしてホームに自動販売機がたくさん設置されました。

コーヒーのバリエーションが豊富なマシーン、清涼飲料水、サンドイッチやブリオッシュ、スナック菓子など、販売するものもずいぶん種類があります。

これらの自販機がお釣りも出て、しかも故障しておらずちゃんと作動することに、結構驚きました。考えてみるとコーヒーの販売機は今では病院などあちこちで見かけるようになってきていますよね。

以前も自動販売機は存在しましたが、お釣りが出なかったり故障中が多かったのです。今では駅という環境の悪いところでも、壊されずちゃんと機能していることに、ちょっと時代が変わったかなと思ったりします。

乗車券も様変わりしています。オンラインチケットやチケットレスがずいぶん普及しました。特に大学生などオンライン慣れしている世代は、気軽にチケットレスを利用する様です。

携帯電話を見ながら予約番号の下3桁を改札係に伝える女の子を始めてみた時は、何をやっているのかと不思議に思いました。

私がイタリアに足を踏み入れたばかりの頃、駅のキップ売り場はいつも長蛇の列でした。旅行エージェントでも鉄道乗車券は予約できたのですが、当時住んでいたフィレンツェ駅前のイタリア観光社(CIT)のオフィスでは、予約用のPCがいつも故障中でした。

こんなにいつもPCが故障中なんて、こっちが外国人だと思ってからかっているのじゃないかと疑ったのを覚えています。

座席予約には最低1時間の行列がつき物だった頃を思うと、オンラインチケットの便利さは夢のようです。不便に慣れてしまうと、日本のスタンダードなら当たり前以下のことにもいちいち感動できて、それはそれで幸せかもしれないと思ったりします。


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