イタリア言の葉

2年半ぶりに再開しました。イタリア生活22年のフリー通訳・翻訳者が北東の町パドバより発信する「社会派」ブログ

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ユニフォーム着用のオリンピック選手

閉会式まであとわずかとなった北京オリンピックですが、新聞やテレビのオリンピック特集はいまだに連日続いています。

以前のトピでも何度か書いていますが、イタリアが派遣したオリンピックチームにはイタリア軍や警察組織所属のアスリートが多く含まれています。その「ユニフォーム着用アスリート」についての記事が興味深かったので、ご紹介します。

まずイタリアオリンピックチーム総勢331人のうち部隊所属者合計は179人。各部隊の内訳は、森林警察隊(Corpo Forestale)所属者が男子11名女子13名の24名、

国家警察隊(Polizia di Stato)所属者が男子18名女子1名の19名、

陸軍(Esercito)所属者が男子9名女子11名の20名、

刑務警察(Polizia penitenziaria)所属者が男子5名女子11名の16名、

空軍(aeronautica)所属者が男子12名女子13名の25名、

財務警察隊(Guardia di Finanza)所属者が男子32名女子9名の41名、

憲兵隊(Carabinieri)所属者が男子20名女子5名の25名、

海軍(Marina militare)所属者が男子5名女子4名の9名です。

部隊所属のメリットは「経済的安定と毎日練習できる施設が提供されること」だそうで、特に派遣者の多い財務警察隊の練習施設に定評があるそうです。


そしてメダル獲得者もその大部分が部隊所属アスリートです。(記事中では団体競技のメダル数を人数分加算しているので正確に何個ずつかが理解できませんでした。金メダル7個中6個は部隊所属者が獲得しています。)

メダル獲得者への褒章については、所属の部隊によって待遇に差があります。財務警察隊ではメダル獲得者は自動的に一等級の昇格かそれに見合う昇給が保障されているそう。

森林警察隊・国家警察隊も、アスリートの所属年数や階級によって差がありますが、原則として一等級の昇格かそれに見合う昇給が慣例。

ところが財務警察隊は表彰・勲章などの名誉による褒章のみで、経済的な褒章はまれだそうです。憲兵隊にいたってはオリンピック委員会からの報奨金以外一切の恩恵がないとか。

陸・空・海軍では「メダル獲得者に一等級の昇格」という規定があるそうですが、ケースバイケースで判断され、自動的な昇格ではないとのこと。

所属部隊間で差があるのはあまり望ましくないとのことで、陸・界・空軍と憲兵隊、財務警察隊の褒章を統一する方向で検討中だそうです。

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