イタリア言の葉

2年半ぶりに再開しました。イタリア生活22年のフリー通訳・翻訳者が北東の町パドバより発信する「社会派」ブログ

トラックバックは承認制になっていますので、過去記事にいただく時は(確認が遅くなりますので)コメントで一言お知らせください。
<< April 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -
<< カラブリアの犯罪組織 | main | イタリアはフェミニズム後進国か? >>

森林火災

前回カラブリアの犯罪組織という重いトピを書きました。カラブリアの海に来ると毎年直面する社会問題がもう一つあり、続けて書いてしまうことにします。

私たちが滞在している辺りは、風が強い地域です。日によっては海岸にいられないほどの突風が吹きます。そして、風が強い日には、海から水を汲むバケツを下げたヘリコプターが盛んに飛び交うことが良くあります。




なぜ風が強いとヘリコプターが飛び交うのかというと、森林火災(Incendio Boschivo)が広がり、ペリコプターが消火活動に当たるからです。

森林火災はカラブリアだけではないですが、海岸に近い州を中心に、特に南イタリアに多く起こります。原因は自然発生のほかに過失と故意による放火があります。



人が手入れをしない森で、下草がはびこり、夏のカラカラ天気で乾燥しているところに何かの原因(タバコの投げ捨てや自然発火)で火がつくと、あっという間に燃え広がるのです。

カラブリでは良く、刈り込んだ木の枝や草を空き地で燃やしているのを見かけます。焚き火などという大人しいものではなくて、ゴウゴウと燃え、黒煙がもくもく立ちのぼり、燃えている最中の悪臭と、風で家の中まで入ってくる燃えカスで、大迷惑です。

農家では、刈り取った作物の使わない部分を大々的に燃やすらしいのです。森林業では下草除去に、わざと火をつけることもあり、それが風向きによっては森林火災になってしまうのです
市民防衛団サイトの森林火災予防ページより)

森林火災がいったん起こると、経済的な損失はもちろんですが、大気汚染の上でも大きなダメージを与えます。

一般の人が森林火災の原因に注意を払い、森林火災が与えるダメージがどれほどおそろしいか関心を呼ぶために、具体的なデーターをあげた予防スポットをラジオで繰り返し流しています。

この辺りに関する限り、空き地での「焚き火」やヘリコプターの往来を見ると、あまり役に立っている様子はありませんが・・・

にほんブログ村 海外生活ブログへ応援のワン・クリック、よろしくお願いします





Novita (最新情報) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

- | permalink | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://ita-kotonoha.jugem.jp/trackback/162
この記事に対するトラックバック